Auntie K's Diary

カナダで同性婚をしたアラフィフのおじさんの独り言です。

Battle of Language

こんにちわ☆

今日は昨日と打って変わって晴天のモントリオールです。

でも、超寒い棒人間・寒い

明日の朝には雪がちらつくそうです。月曜日の最高気温は1℃はっ

冬です。


さて、ケベック州に住んでいると言語の対立について嫌と言うほど聞いたり、変な討論に巻き込まれたりするんですが、今日最高裁がアルバータ州から出てきた言語についての判決を出しました。

この最高裁が6-3で下した判決は、アルバータ州が英語だけで自州の法律を作っても問題が無いと言うものです。

アルバータ州在住で仏語を母国語とする2人の男性が、交通違反のチケットを英語で貰った際に、仏語で貰う権利があると主張し、裁判まで行くのですが、裁判も母国語の仏語で行う権利があるとも主張。

2003年に起こったこの事件は12年の月日をかけて最終的に最高裁まで来たのですが結果敗訴となった原告は。。。

今日は悲しい日だ。自分達(仏語を母国語としている人たち)もカナダ人だと思っている。それだからこそ、アルバータ州に住んでいるからと言って、歴史的にも認められている私たちの言語の権利を認めて貰えないと言う結果には納得がいかない。

今日の最高裁の判決は、1988年に可決され、一つの言語だけを公用語として認めたアルバータ州言語法が合法である事を再確認した事になるんですが。。。

コレってね、ケベック州で英語を話す人がと仏語を話す人たちに言い続けている事と同じでしょ。

同じカナダ人だけど、ケベック州に住んでいるから、仏語でしか公共のサービスを受けられないのと。。。

同じカナダ人なのに。。。

ウチの旦那に至っては完全にフレンチカナダ人に拒否反応を露わにする程に毛嫌いしていますから。

可愛そうに。フレンチカナダ人に陰険な仕打ちを随分受けてしまって。。。げげ

この辺は、アメリカの法律は整備されていたのかなって思いますよ。

各州の法律があったとしても、万が一合衆国憲法との矛盾がある場合は、合衆国憲法に従う事になっているから。

カナダの国としては、仏語も英語も公用語。

でも州によっては、英語だけしか公用語として認めない州もあれば、仏語だけの州もある。

両方を認めているのは確かニューブランズウィック州だけだったはず。

どっか矛盾していると思うんですが・・・・


結局こうやって、Battle of Languageは続くのです。




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