Auntie K's Diary

カナダで同性婚をしたアラフィフのおじさんの独り言です。

理論と現実

/attitude.co.uk


ベルリンからのニュース。

簡単に内容は、ムスラム教徒の親が男性保育士のいる幼稚園に幼児を通わせない様にしているみたいな報道がドイツ国内で広まったそうです。この親たちは、保育士が幼児をトイレに連れている時に触ったりしているのではないかと疑っているのだそう。それを聞いた幼稚園側も政府も断固としてその様な差別は容認出来無いと反発。その様な事が起きてもいない。逆にもっと多くの男性に保育士として活躍して欲しい。そして子供たちに良いロールモデルになって貰いたいとも付け加えていました。

これに対してSNSでも多面から幼稚園やLGBTコミュニティをサポートをするコメントが広まったそうです。


でも、ちょっと腑に落ちないのは、何故「ムスラム教徒の」って付けたかなぁってところ。
何故、ここでそれが必要なのかが不明で。

こうやって差別って広まっていくのに。

理論って現実とは違うし、正論とは限らない。

同性愛者 = 幼児虐待者

そう信じている人たちも相当数いるもの事実。そう信じている人たちは真剣にそう思ってい信じているんだしそれなりの理論をその人たちは持っている。現実は全く違うけど。

よく親に自分の物差しで人と話をしてはいけないと言われて来ましたが、最近良くそれを実感しています。

自分にとっての理論や現実は、必ずしも正論ではない。

そしたら、自分にとって信念って?固く信じて自分の言動の基となるものが信念なら、自分にとっての理論、現実が正論じゃなくなった時、信念も崩れる… 人が恐れているのは自分の信念が崩れること?だから、崩されそうな相手を差別して寄せないよう様にするのかな。強いては虐待してでも存在を消してしまう。

一つの記事からこうやっていつも深く陥ってしまうおばさんでした。


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