Auntie K's Diary

カナダで同性婚をしたアラフィフのおじさんの独り言です。

ちょっと偉そうに

最近何を書いたらいいか分からなくてブログ放っています、汗


今日は、ちょっと偉そうに海外で長期に渡り生活をしようとする人たちへのプチ助言をと思いまして久々に書いています。
(語学留学を希望している人は対象外ですので留意して下さい。あくまでも、長期滞在や永住を考えている人を対象にしています。)

ブログやツイッターなど様々なメディアで似た様な記事を読んでいて思った事です。

① 何故海外に?

海外での生活が「漠然とした」憧れなら、憧れのままの方が良いかと。
どこでも同じだと思います。生きていくのは、日本であろうと海外であろうと、どこにいても同じです。ただ、言葉も習慣も違う海外の方が自ずと生きていくのは難しいと思いませんか。どんな苦難に出会しても負けられない、諦められない、そんな目標、理由が無いのなら…立派なものでなくても良いんだと思います。どうしても別れられない人がいるからでも、どうしても自分を試してみたいだの。必ず成功するとは言いません。でも納得出来る、充実した生活にはなると思います。

② 言葉は話せて当たり前

高校の時の友達兼英語の先生だったマレーにこれは感謝しています。
日本の大学で英語を勉強するよりも、英語で何かを海外で勉強することを彼は勧めてくれました。海外に行くとそこの言葉を話せて当たり前ですよね。その国の言葉を話せるだけでは職は見つかりません。職が無いと生活は出来ませんよね。アルバイト程度なら見つかるとは思いますが、そこは日本と同じ。アルバイトだけで生活をして行くには厳しいですよ。住む場所も収入が少なければ限られて来ますよね。その国の治安にもよるとは思います。自分の収入に見合った住居を探そうとすると必ずしも安全な地域に住めるとは限れません。必ずしも華やかな生活では無いけれど、それを乗り越えられる、耐えられるくらいの目的や理由があるのか、一度自分と向かい合ってみてください。

③ 今持っている当たり前は自分だけに

頭の中ではわかっていても実際の現実は予測のつかない事の連続です。
特に、人との付き合いで傷つく場面が想像以上にたくさんあると思います。
日本での当たり前は、もちろん海外では当たり前でなくなる時があります。時間の感覚や、約束の感覚。金銭感覚や人生観。個人差はあるにしても国柄でガラッと変わる事があります。ウチの母親が良く言っていました。自分の物差しで人を判断してはいけないと。海外に長く住めば住むほど、この言葉が胸に沁みて来る様になりました。これ、簡単な様で難しいです。いや、自分には難しかったです。本当に。

④ 移民手続き

これはしっかりと下調べしてください。国によって違いますからね。法律も頻繁に変わっています。自分の経験ももう余り意味をなさないほど変わってしまっています。特別な助言は出来ませんが、各国の移民局のウェブサイトや領事館などで可能な限り最新の情報を入手してください。知らずに古いバージョンの申請書を使って申請自体を拒否されるケース(ウチの夫くんがそのケース)も有ります。



偉そうに書きましたが、場所がどこになっても生きて行くと言う事は簡単じゃ無いですよね。意思疎通が不自由なく出来る母国を捨てて、他の国で外人として生活していく事を決めるにはそれなりの理由があるはずだと思います。それなりの覚悟も必要です。語学留学経験やワーホリでの経験は役には立つと思います。でも、実際に永住となると話は違います。


生きていくのはどこでも同じですよね。決して、簡単では無いです。



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