家族の形
ちょっと久しぶりに真面目なお話。
若い頃から本当につい最近まで、子供が大嫌いでした。
でもね。いつも懐かれるんですよ。知能指数が同じだからだとか冷やかされたりもしたんです。でも、自分の子供が欲しいとは思った事も無かったんです。
それが、去年辺りかな。
子供がいてもイイのかも。
子供が欲しいのかな?
そんな感情が湧いています。
誤解ない様に。無責任に「子供が欲しい」って感じている訳じゃ決してありません。
自分なりにいろんな事を考えさせられています。
子供についての自分の考えが完全に変わったのは、前に一度紹介したこのカップルがきっかけなんですよ。
そして、つい最近ではKieron Richardsonと旦那さんのCarl Hylandが双子の赤ちゃんを代理母を通して出産したのも確実に後押ししていますね。彼が、この新しい家族の形について30分の短いドキュメンタリーを作っているんですが、これがまた泣けちゃうの。
Kieron Richardson Becomes A Parent! | Raised By Queers
このドキュメンタリーの中で気になるインタビューが幾つかあったんです。
ゲイカップルの元で育つ子供が受ける社会からの仕打ちについて。
これって、2つに意見が別れますよね。きっと。
一つは社会からの仕打ちを受けるのが分かっているなら、そんな環境で子供を育てるべきじゃないって言う意見。
もう一つは、そんな社会を変えるためにも、その環境下で育って行く子供には、社会からの仕打ちを撥ね付ける道具を教えていけばよいって言う意見。
目の前に臭いもんがあるから、避けて通るのか。
それとも、それを取り除いて進むのか。
どちらが正しくて、どちらが間違っているのか。価値観の違い(で終わらせてイイのかなぁ)。
でも、自分だったら避けて通りたくない。てか、そうは教わっていないからかな。問題は幾ら避けても解決しない限りは一生ついていくからねって母親が必死にアテクシに言っていた事を今でも覚えています。その言葉の意味をヒシヒシと感じたのは20代過ぎてからだけど(笑)
もう一つインタビューの中で、親は子供のロールモデル。子供が自信を持って社会に旅発っていく事を望むなら、まず自分たちが自信を持たないと。
代理母を使うのか、養子縁組を選ぶのか
色々考えさせられていますが、アテクシには時間的にもう遅いのかなと実感しています。
もうすぐ50ですしね。
だからかなぁ。ゆうつべの画像越しに沢山のゲイカップルが子育てに奮闘している姿を見ながら「もしも…」なんて妄想にふけっています。